13歳差夫婦 連れ子を抱えてハイリスクな高齢出産に踏み切った理由、そのとき20代夫の心情は?
晩婚化が進み、高齢出産が増えている日本。さまざまなリスクも語られ、高齢出産に対して悩みを抱える人が多いのも事実。そんな中、自らの高齢出産の経験を発信しているのが、チャンネル登録者数24.4万人を誇る、夫26歳、妻39歳の『ポンコツらいす☆年の差カップル』こうせい&まりこ夫妻。妊娠発覚から出産、その後の子育てまで、リアルな日常を綴った動画の数々には「お二人が尊い」「勇気づけられた」「大感動」などのコメントが寄せられている。 【産前・産後】13歳差夫婦、年上妻が赤ちゃんと26歳夫をだっこ!お顔ヤバめでも愛情たっぷり♪ ■「子どもをつくる前提で結婚したわけでもない」、避けられぬ年齢の影響も… 『ポンコツらいす☆年の差カップル』の2人が出会ったのは、「お客さん同士が気軽に会話をするようなアットホームな雰囲気の地元のカフェ」でのこと。ヨガインストラクターをしていたまりこさんと、体調不良によって食と健康を意識し始めていたこうせいさんも、自然と意気投合。やがて、お金や生き方など人生観が重なっていることで、お互いをパートナーとして意識。結婚へと至ったという。 シングルマザーだったまりこさんは、2人の子どもを連れての再婚。こうせいさんとの間の子どもについては、13歳上という年の差や自分の年齢に不安を抱えつつも、「こうせいとの子どもを産みたいという気持ちはすごくあった」と言う。一方のこうせいさんは、結婚を決意した時点では、「2人とも子どもを持つことに対してはこだわりはなかった。子どもができたら嬉しいのはもちろん、2人の間に子どもをつくる前提で結婚したわけでもなかった」と振り返る。 「まりこと2人の子どもといる状態がすごく幸せで、楽しめていたんです。だから、それを手放してまで、自分の子どもを作ることを目的に、別の人を探すなんて考えられませんでした」(こうせい) そんな2人の間に新たな命が宿ったのは、昨年のこと。まりこさん38歳の時だった。 「8年ぶりの妊娠かつ高齢出産ということで、無事出産するまでは本当に不安が続きました。いくら体を鍛えたりして若々しくいる努力をしていても、体の中はどうしても加齢を避けられないし、それを身に沁みて感じていたんです」(まりこ) 検診のときも、産後も、若いころの出産とはまったく違ったという。 「『胎盤の位置が正常より低くて帝王切開になるかも』とか、『子宮頸管が短くて切迫早産になる可能性がある』とか、検診に行くたびに何かしら問題が起きて。私は20代後半と30歳で2人出産していますが、そのときにはまったく引っかからなかったところに毎回引っかかる状態。検診に行くのが楽しみな反面、怖かったです。出産に耐えうる体力があるのかも不安でしたし、実際、前の出産に比べると、産後はなかなか体調が戻りませんでした」(まりこ)