【40代・50代におすすめ】スパイス白湯で効果倍増!体を温めるジンジャー白湯はチューブより粉末しょうがで
疲労回復に!「レモン白湯」
「疲れやすい人や、寝ても疲れが残るような感じがある人は、レモン白湯を試してみましょう。レモンに含まれるクエン酸には疲労回復の効果が高く、柑橘系の香りはリラックス効果が高いといわれます。生のレモンはもちろん、瓶に入ったレモン汁でも効果は同じです」
甘味が欲しいときは黒糖やはちみつをプラス
「独特の風味や酸味をやわらげたいときなどには、甘味をプラスするとグッと飲みやすくなります。白砂糖でもだめではありませんが、ビタミンやミネラルが豊富で健康効果の高い黒糖やはちみつがベスト。メープルシロップも香りが楽しめますし、腸の調子を整えるオリゴ糖もいいですね」
【白湯の正しい作り方&基本の飲み方のおさらい】
水道水の場合はやかんのふたを開けて10~15分ほど煮沸させたお湯を、少し熱いと感じるぐらいの50~60℃に冷ましてからゆっくり飲む。ミネラルウォーターや浄水器の水は煮沸させず、電気ケトルや電子レンジで温めてもOK。50~60℃まで温めたら少しずつ飲む。 「温かさ」が大事なので、冷めきらないうちに飲みきること。「ごくごく飲める温度」ではぬるすぎ。
【教えてくれたのは】 石原新菜さん 内科医。「イシハラクリニック」副院長。西洋医学、漢方を含む東洋医学、自然医療にも詳しい。わかりやすい医学解説と親しみやすい人柄で、クリニックでの治療のほか、メディア出演や講演も多数。『眠れなくなるほど面白い 図解 免疫力の話』(日本文芸社)など著書多数。 取材・文/遊佐信子 イラスト/きくちりえ(Softdesign)