ソン・フンミンへの差別発言で7試合出場停止のベンタンクール、トッテナムの異議申し立て却下で残り2試合消化へ
トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールだったが、異議申し立てが却下された。 ベンタンクールは、11月20日にイングランドサッカー協会(FA)から7試合の出場停止と10万ポンド(約2000万円)の罰金処分が下されていた。 問題は今年6月に発生。ベンタンクールはウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。ベンタンクールは「ソニー(ソン・フンミン)の？ みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。チームメイトであるFWソン・フンミンに対して、韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだったが、これが大きな問題に発展した。 FAは「国籍、人種、民族的起源に言及したとされ、FA規則E3.2に基づく「悪質な違反」に該当する」として重い処分を下したが、トッテナムはこれに異議申し立てを発表。しかし、FAはこの申し立てを棄却していた。 これによりベンタンクールは7試合の出場停止が確定。すでに5試合を消化している中、残り2試合を消化することに。カラバオカップ(EFLカップ)のマンチェスター・ユナイテッド戦、プレミアリーグのリバプール戦で出場停止となる。
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