遠藤航がCBとしてフル出場のリヴァプールがリーグ杯ベスト4へ!サウサンプトンは菅原由勢が好機演出も及ばず
リーグカップ準々決勝が行われ、サウサンプトンとリヴァプールが対戦した。 プレミアリーグ最下位に沈むサウサンプトンは先日、ラッセル・マーティン監督が解任。暫定監督の下で初陣となり、菅原由勢はベンチスタートとなった。一方、首位のリヴァプールはダルウィン・ヌニェスやアレクシス・マクアリスター、トレント・アレクサンダー=アーノルドに加え、遠藤航がセンターバックとして先発している。 【動画】菅原由勢が絶妙クロスでチャンス演出! 先制したのはリヴァプール。24分、後方からボールを引き出したアーノルドがドリブルで運ぶと、自陣から浮き球でスルーパス。抜け出したヌニェスが沈め、先制点を挙げた。32分にも、コーディ・ガクポのパスを受けたハーヴェイ・エリオットが右足で冷静に流し込み、リヴァプールが追加点を挙げた。 後半からアーノルドとジョー・ゴメスが下がり、コスタス・ツィミカスとフェデリコ・キエーザがピッチに入る。それに伴い遠藤がキャプテンマークを巻いた。リヴァプールがボールを支配するが、59分にサウサンプトンが1点を返す。左サイドを抜け出したキャメロン・アーチャーがカットインから右足でファーサイドへ決めてみせた。直前のプレーで遠藤は顔面にボールを受けて倒れ込み、守備に加勢することはできなかった。 1点を返したサウサンプトンは61分に菅原を投入する。菅原は早速右からのアーリークロスで決定機を生み出すが、GKケレハーがビッグセーブ。直後にも菅原がツィミカスを出し抜きクロスを送ってまたもシュートチャンスを作り出した。 69分には途中出場のディオゴ・ジョタからキエーザに渡って決定機となるも、キエーザのシュートはブロックされた。89分にも菅原の正確なクロスをファーサイドでブレアトンが合わせるが、GKの手中に収まる。 終盤にはキエーザが内側に切れ込みながらシュートを放つが、サウサンプトンDFがギリギリでブロック。結局、試合は1-2で終了し、リヴァプールがベスト4へと進んでいる。