ポケットに「1万円札」を入れたまま洗濯してボロボロに! 銀行に持っていけば「交換」してもらえる? 引換基準もあわせて解説
間違えてシュレッダーで細かく裁断された場合はどうなる?
封筒に入れたまま間違えてお札をシュレッダーするケースも考えられますが、シュレッダーされたとしても各片を貼り合わせて引換基準を満たしていれば対応してもらえます。 ただし、シュレッダーされた紙幣はそのままの状態では同一の紙片か判断ができないため、各片を貼り合わせずに持ち込んでも同一の紙片と認められないかもしれません。そのため、細かく裁断された紙幣をできるだけ貼り合わせてください。 貼り合わせられなかった紙片があれば、鑑定の参考とするので、すべてを持ち込むようにしましょう。シュレッダーした際に、ほかの紙類と混じっている場合、しっかりより分けて、記番号を確認しながら貼り合わせてください。 同一の銀行券の紙片だと認められる紙片のみを合計した面積が、残存面積として判断されます。そのため、シュレッダーで細かく裁断しても、合計面積が引換基準を満たせば引換が可能です。
まとめ
洗濯やシュレッダーなどで紙幣がボロボロになったり、細かく裁断されたりするケースは考えられます。そのような場合でも、引換基準を満たしていれば、きれいなお札と手数料不要で交換可能です。 ただし、そのままの状態で持っていけばいいわけではなく、しっかりと乾燥させて貼り合わせるなどの対応をする必要があります。 出典 日本銀行 日本銀行が行う損傷現金の引換えについて 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部