お風呂や家具にカビが生えていませんか?ジメジメすると発生する嫌なカビの取り方と予防法
壁
白カビは壁やタイル、漆喰につきやすく、換気の悪い浴室では特に注意が必要です。重要なのは初期の段階で繁殖を抑えること。その方法を伝授します。 1.3/4カップの漂白剤と1ガロン(約3.7リットル)の水を混ぜます。(カビが生えている面積が小さい場合は1リットルの水に大さじ3の漂白剤を混ぜます。) 2.手袋をはめ、壁の場合は柔らかいブラシで、漆喰の場合は硬めのブラシで1の混合液を塗ります。 3溶液を15分間浸透させてから水で洗い流します。 4.水分を拭き取ります。その後、送風乾燥機を当てて表面を完全に乾かします。 専門家からのアドバイス:カビを掃除するときは必ず顔を覆い、長めのゴム手袋と保護メガネを着用しましょう。
衣類
湿気の多い屋根裏や地下室に保管されていた衣類やリネン類に、カビの臭いや胞子がついていることに気がつくかもしれません。以下の手順に従って取り除いてみましょう。うまくいけば捨てなくて済むかもしれません。 1.できれば屋外で、硬めのブラシを使ってカビの胞子を取り除きます。 2.約3時間天日干しします。 3.取り扱いラベルを確認し、可能であれば塩素系漂白剤に30分浸します。 色柄物の場合は非塩素系の液体漂白剤を、軽度のシミの場合は漂白剤の代わりにホワイトビネガーと水を同量ずつ混ぜたものを使いましょう。 4.すすいだあと、通常のように洗濯機で洗います。
シャワーカーテン
お風呂に入っていてシャワーカーテンにカビが生えていることに気づいたら、すぐに対処しましょう。そうならないためにもシャワーの後にはシャワーカーテンを広げて乾かし、カビが生えるのを予防しましょう。 1.プラスチック製のシャワーカーテンは、通常の量の洗剤を使って洗濯機でやさしく洗ってください。漂白剤を加えることもできます。 常々きれいにしたいと思っているバスタオルがあれば、2、3枚一緒に洗っても構いません。布製のシャワーカーテンや飾りがついている場合は、表示されているお手入れ方法に従って洗ってください。 2.カーテンは吊るして乾かすか、乾燥機で数分間脱水して余分な水分を飛ばします。脱水のモードが選べる時は「弱」にしましょう。 プラスチック製のライナーやカーテンは乾燥機のなかに放置しないように注意します。