大人の彼女の心を溶かす、才色兼備なクリスマスケーキ10選
もうひとつ、ご紹介したいのは、ショートケーキ「プルミエ シャンティ フレーズ」。個性的なケーキも魅力だけど、「ケーキといったらショートケーキでしょ?」というショートケーキ派の彼女には、厳選した素材にこだわった、こちらはいかがでしょ? 北海道産小麦粉を使用し和三盆、埼玉県田中農場の卵「宝玉(ほうぎょく)卵」を使ってしっとりと仕上げたスポンジに、自家ブレンドの2種の生クリームと、少し酸味のある国産いちごをサンド。上には甘味のあるあまおうをふんだんに飾りました。下の層にはカスタードクリームを忍ばせてコクを出しており、食べ応えも十分です。1台に50枚ほど使っている華やかなホワイトデコレーションは、ショコラティエが1枚ずつ手作りし、飾り付けているのだとか。「和光」とパティシエの気合を感じる一台です。
【Information】
● 予約期間/受付中~12月16日(月) ※店頭は12月16日(月)中、オンラインは12月16日(月)17:00まで ● 商品受け取り期間/12月20日(金)~12月25日(水) ● 受け取り場所/銀座・和光アネックス ケーキ&チョコレートショップ ● 予約・お問い合わせ/詳しくは公式HPをご覧ください
■ ホテル雅叙園東京/まるで美術工芸品のようなケーキに、アートホテルの本気を見た!
目黒の「ホテル雅叙園東京」は、90年以上の伝統を受け継ぎ、2500点もの日本画や美術工芸品に彩られたアートなホテル。毎年、日本のホテルらしく日本の素材を使い、また日本の美術品のような同ホテルを体現する「これぞ日本美」なケーキで、私たちを驚かせてくれます。 ペストリー料理長の生野剛哉さんは、今年の発表の直前まで、味やプレゼンテーションのアレンジを行っていたとか。今年のクリスマスケーキは、定番・新作合わせ計7種。どれも個性が炸裂していますが、今回、筆者がもっとも印象に残ったのは、“ジャポネハーブ”として使用するヨモギを使用した「ジャポネハーブ・ショコラ」です。 今春採ったヨモギの葉を生野さん自らがペーストにし、大納言を混ぜ込んだよもぎのケークと、よもぎのコンフィを作りました。これらのヨモギパートに加え、ほのかな酸味を併せ持つ66%の高カカオチョコレートムースや、味わいを引き立てるチョコレート羊羹が層を形成。カカオとヨモギが和と洋の華麗な饗宴を果たしたチョコレートケーキに仕立てています。それにしても、ヨモギとチョコレートがこれほど合うなんて。和を感じるチョコレートケーキ、存分にお楽しみください。