センバツ21世紀枠近畿候補 「さらにチーム磨く」 小野高を表彰 /兵庫
来春の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の「21世紀枠」で近畿地区候補校に選ばれた県立小野高校の表彰式が16日、神戸市の県高野連事務局であった。 表彰式では、石川隆宣・毎日新聞神戸支局長から市橋慶祐主将(2年)に活躍をたたえる盾が贈られた。市橋主将は「近畿地区、全国の代表として甲子園でプレーできるよう、しっかり練習したい」と意気込んだ。北垣賢高監督は「模範となる高校野球のチームとなるように磨いていきたい」と話した。 小野高校は専用グラウンドがなく、限られた場所や時間の中で練習に取り組み、タブレット端末を活用して練習メニューを共有するなど工夫してきた。少年野球チームを招いて野球教室を開き、地域との交流も評価された。 21世紀枠は全国9地区の候補校から、2023年1月27日の選考委員会で3校が選ばれる。【喜田奈那】 〔神戸版〕