大雪で欧州空の便欠航相次ぐ 英と独を中心に混乱広がる
ケルン、ドイツ、1月6日 (AP) ― 大雪と氷雨で1月5日、ヨーロッパ全土で空の便と交通が大幅に乱れ、ドイツと英国を中心に混乱が広がった。 英国では主要空港で欠航が相次ぎ、北部の主要道路が通行不能となった。 悪天候は5日も続き、標高300メートル以上の地域では最大40cmの積雪で、農村地帯が寸断されることが懸念されている。 ドイツでは冬型の気圧配置が南西部から広がり、雪と氷が各地に大きな混乱をもたらした。 当局は冬の道路で発生する非常に危険な路面凍結現象の一つ「ブラックアイスバーン」警報を出して、ドライバーと歩行者の注意を喚起、市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。 ケルンでは4日夜から5日朝にかけて、最大10cmの積雪を記録した。 フランクフルト空港では、5日に予定されていた1090発着便のうち120便が欠航となり、ミュンヘン空港では、除雪作業のため一時滑走路が1本しか使えない状態だった。 フランクフルト地区では長距離列車の接続に大幅な遅れがでるなど、鉄道網も大混乱だった。 訂正:見出しの誤字を訂正しました。 (日本語翻訳・編集 アフロ)