「鉛でいいじゃん」「要る?」タングステンが「圧倒的」に有効な理由が存在した!
圧倒的「底取り能力」に優れている!
こちらまさに「圧倒的」なんです。 メタルバイブというと、そもそも底取り(底にルアーが着いた事を確認すること)がしやすい部類のルアーではあるのですが、例えば、水深が10m近くあったり、その水深に対して流れが効いていたり、さらには風が吹いていたりすると、底を取る事が難しくなってきます。大河川や、潮が効いた外洋の深層等で、底を感じとれずにずっとラインを出すと、ラインが底を這ったり障害物に絡まり、根掛りのリスクが生まれます。周りにアングラーが居ると、お祭りに繋がることもあるでしょう。 そこで、このリアルスティールTG!圧倒的に着底が分かりやすいのです! ちなみに…そんな中でも更に底を取れない時は…… これはリアルスティールTGというより、普通のメタルバイブで活きるテクニックになりますが、水深がある&流れがある&強風が吹く&足場が高いといった底を取りにくい時に底を取りやすくする方法を書いておきます。 そもそも底を取るというのは、ルアーが落下することでラインを引っ張り、底に着くと、それが無くなることで、 1:フリーフォールの場合はラインが止まる。 2:テンションフォールの場合、少し入っていたティップが少し跳ね返る・フッとテンションが抜ける感覚が手に伝わる。 といった現象で感知できます。 しかし、そのまま放っておくと、流れでラインが引っ張られ、またラインが動き出し、テンションがかかってきます。(フォール時のテンションの強さを3とすると、着底の瞬間がテンション0に。そして、徐々に流れのテンションが1、2、3と増えていくイメージ) そこに強風が吹くと、常にラインが風に押され、風によるテンションが加わるため、着底の瞬間が「ぼやけ」感知しにくくなります。(フォールのテンション3+風のテンション3=6 ➡着底しても風のテンションの3が残るため、明確にはわからなくなるってイメージです。) そういった時は、強制的に「テンションゼロ」を生み出す工夫が必要です。 私の場合、ベールは返した状態で人差し指でラインを止め、ゆっくりテンションを保ちながらロッドを送り込んでいき、倒しきったらラインをフリーにして、ロッドを上げ、もう一度ラインを止めてロッドを送り込んでいきます。そうすると、底に着いた瞬間に、送り込んでいるティップが風の抵抗も含め、テンションが抜けます。(フォールのテンション3+風のテンション3 + 送り込みでテンション‐3=3 ➡着底して、風のテンション3+送り込みでテンション‐3=0 とするイメージです。わかりにくいかな?笑) 今回は、そんなことを考えなくても底を取りやすいリアルスティールTGの話ではありますが、是非、シンキングタイプのルアーで底取りが難しいと感じた時は試してみて下さい。