「アメリカの物価はおかしいくらいに高すぎる」 初訪日のアメリカ人親子が衝撃を受けた「5ドルちょっと」で味わえるものとは
日本には、海外から進出したお店も数多くあります。初めて日本を訪れたというアメリカ出身の親子は、アメリカ発祥のファストフード店を日本で発見。母国との違いを見つけて、とても驚いていました。いったい、どんなところに違いを感じたのでしょうか。 【写真】アメリカ人親子が日本だと「5ドルちょっと」で味わえることに衝撃を受けたもの 実際の写真 ◇ ◇ ◇
念願の初訪日 親子で東京を満喫
親子で初めて日本を訪れている、アメリカ・オハイオ州出身のメリッサさんとデヴォンさん。10日ほどの滞在を予定していて、東京観光を満喫しています。 いつも一緒にバケーションを楽しんでいるほど仲良しな親子は、「アメリカ国内ではない旅行は今回が初めて! とても楽しみにしてきました」と満面の笑みを浮かべます。 旅行先を日本に選んだのは、デヴォンさんの希望があったから。「日本にくることは私のかねてからの夢で、幼い頃からずっと日本に魅了されてきました。文化、食、人、アニメ……すべてが素晴らしいです」と、日本への思いを熱く語ります。 「日本についてのテレビやインターネットで見たものすべて、なぜが瞬間的に気に入りました。とてもユニークで美しい。絶対に日本に行きたい、日本をこの目で見て、感じたいと思っていました」
「食事もサービスも日本のほうが勝っていて…」
念願叶っての初訪日に心を躍らせるデヴォンさん。散策中に、母国にもあるファストフード店のメニューを見て、思わず写真を撮ったそうです。 「東京でウェンディーズのメニューを見て、『アメリカのウェンディーズと全然違う!』とびっくりして、思わず写真を撮りました」 ウェンディーズは1969年に、メリッサさんとデヴォンさんの出身地であるアメリカ・オハイオ州で1号店がオープンしました。それから世界で展開され、日本には1980年に進出。その後2009年に一時撤退しましたが、2年後の2011年に再上陸しました。 「アメリカのウェンディーズは本当にシンプルなファストフード店で、ハンバーガーとポテトがあるくらい。日本のウェンディーズにはいろいろなメニューがあるようで、驚きました」 日本のメニューの豊富さに感激するデヴォンさんの横で、「アメリカのウェンディーズにもこんなメニューがあったらいいのに!」とメリッサさんはうなずきます。 さらに、デヴォンさんはメニューを見て「しかもこれってトリュフですよね? トリュフが入って850円ということは……アメリカだと5ドルちょっとっていうこと!? 5ドルだと、アメリカではコーヒーがギリギリ買えるくらいです(笑)」と、価格の安さにも注目。 「アメリカの物価はおかしいくらい高すぎます。日本に来てから、食事もサービスも日本のほうが勝っていて、それでいて安い。もうアメリカに帰るのが嫌になってしまうくらいです(笑)」 母国と日本の違いを見つけながら、旅を楽しむメリッサさんとデヴォンさん。残りの滞在でも、日本の魅力をたくさん見つけてほしいですね。
Hint-Pot編集部