「大皿のからあげにレモン」OK派は7割以上…でも一声はかけてほしい?調査したポッカサッポロに最近の傾向を聞いた
食べ物をめぐる“議論”といえば真っ先に思い浮かぶのが「からあげにレモン」かもしれない。 【画像】「大皿にレモン」は年齢が高いほどイヤ!?調査結果を見る 「からあげには何をつけて食べる?大皿のからあげにレモンをかけていい?」 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が、この“永遠のテーマ”にまつわるユニークな調査結果を発表した。 同社は、全国20~69歳の男女9656人を対象に「からあげとレモン」についての調査を3月29日~4月5日にインターネットで実施。 この調査によると、鶏のからあげにレモンを「いつもかける」「時々かける」と回答したのは全体で67.2%だった。 年代ごとに見ると「いつもかける・時々かける」人の割合が一番多かったのは、20~29歳の層(74.5%)。続いては30~39歳(69.7%)、40~49歳(66.1%)となっている。 レモンをかける理由は「味がさっぱりするから」が68.1%で最も多く、以下「おいしくなるから(39.4%)」「かけた時の食感が好き(20.5%)」「健康によさそう(17.6%)」と続いた。 また「健康によさそう」と回答したのは、20代の割合が「やや高め」だったという結果も出たという。 そして多くの人が気になっていると思う「大皿のからあげにレモンをかけること」については、7割以上が“肯定派”だが、その内訳は「特に抵抗はない」が43.0%、「かけてもいいが、一言声をかけてほしい」が31.4%という割合だった。 ちなみに「レモンをかけてほしくない」と思っている人の年齢層は、60~69歳(28.3%)が最も多く、続いては50~59歳(21.7%)。20~29歳の層は、今回調査した中で最も少なかった(17.6%)。
年齢が高いほど「味わい重視」に?
調査結果からは ・「からあげにはレモン派」の人は6割以上 ・若い人ほどからあげにレモンをかけて食べている ・大皿のからあげにレモンをかけるのは7割以上が“肯定派” などが判明。 「からあげにレモン論争」に一石を投じそうな結果が出たが、同時に、レモンに健康を求める若者が多いことや、「年齢が高いほど、大皿のからあげにレモンはかけたくない人が多い」という気になる事実も出てきた。 改めて、調査結果についてポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の担当者に話を聞いた。 ――この調査を始めたきっかけは? 2024年7月3日に発売30周年を迎え、長らくご愛顧いただいてきたポッカレモン100(70ml)が、皆さまにどのように使われているか向き合おう!ということが、そもそものきっかけです。 これまで調査を重ねてきた中で、ポッカレモン100の中でも小容量の70mlサイズは、いわゆる「ちょいかけ」などで、特に揚げ物(からあげ)での使用頻度が高いことがわかっていました。 では、からあげのベストパートナーとしてポッカレモン100はどうあるべきか…と考える中で、「からあげにレモン論争」に対し、長年レモンと向き合い続けてきたポッカサッポロならではの「おいしいレモンの楽しみ方」がご提案できればと考え、調査を実施しました。 ――「からあげにレモンをかける派」は若い人ほど多い。この結果の受け止めは? ここ数年の“からあげブーム”もあり、若い世代の食生活にからあげの出現頻度が高いことも分かってきていましたので、「からあげにレモンをかける方も一定数いるのではないか?」という仮説は持っていましたが、”若い世代ほど多い”という結果には驚きました。 ――若い人は健康を気にしてレモンをかけている、このことについてはどう思った? 揚げ物を食べる頻度は、年代により差があるものと認識をしていました。特に食べる頻度の高い若年層では「揚げ物は食べたい、でもその分ヘルシーな食事などでリカバリーしなければ!」という健康意識が高いのではと感じています。 ――他の年齢層では「レモンをかける理由」にどんな傾向があった? 40代以上では約70%の方が「味をさっぱりさせたいから」と回答されています。年齢を重ねると揚げ物の食頻度の減少が想定されますので、味わいを重視されているのではと思われます。