子どもの「ことば」の力を育てる「読み聞かせ」のすごい効果とは?【言語聴覚士が教える】(レビュー)
「説明力」をつけたいなら、文字を読まない
それとは反対に、あえて文字を一切読まず、絵だけを見て自分のことばで説明してもらう練習をすることもあります。文をいくつも繋げて説明する力は幼児期の後期に身に付けたい、学習に繋がる基礎の力です。難しめなので、チャレンジのつもりでやってみましょう。 [レビュアー]寺田奈々(言語聴覚士) てらだ・なな慶應義塾大学文学部卒大学卒業後、2年過程の養成課程で言語聴覚士免許を取得。総合病院、耳鼻科クリニック、専門学校、区立障害者福祉センターなどに勤務。年間100症例以上のことばの相談・支援に携わる。臨床のかたわら、「おうち療育」を合言葉に「コトリドリル」シリーズを製作・販売。著書に『0~4歳 ことばをひきだす親子あそび』(小学館)『ことばを引き出す遊び53』(誠文堂新光社)『絵をみてまねっこ! いっしょにできたねおしゃべりカード』(合同出版)がある。専門は、お子さんのことばの発達全般・吃音・発音指導・読み書き学習面のサポート・大人の発音矯正。 協力:ダイヤモンド社 ダイヤモンド社 Book Bang編集部 新潮社
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