どこから来たのか知ってる? 様々なバイクの車名の由来とは
●カブ 日本のみならず、世界で使われ、愛されるカブ。かわいいイメージがありますが、実は逆で猛獣の子どもという意味。 小さくてもパワーがあって頼もしいという願いが込められています。 ●ベンリィ カブと並ぶ、実用モデルですが、便利という単語からの造語です。 ●グロム 英語ではGROMMETと書き、サーファーやスケートボーダーなど、いわゆるエクストリームスポーツを楽しむ若者を指す言葉です。 若者が道具のように楽しみ、ファッションの一部になるようにと名付けられました。 ●ジョルノ 50ccスクーターで、以前はカブのエンジンとミッションを積んだジョルカブというユニークなモデルもありました。 イタリア語のボンジョルノからの造語で、気軽さが伝わってきます。 ●タクト 1980年代のスクーターパワー競争のホンダ代表でしたが、現在はスタンダードなデザインと性能となっています。タクトはオーケストラの指揮棒のことで、乗る人にとって自由に楽しめる乗り物となってほしいということで付けられました。 ●ダンク 使い勝手とデザインを若者に徹底的にリサーチして誕生したスクーターがダンクです。ダンクシュートからイメージする、活発な感じを車名にしています。
スズキ編
●ハヤブサ こちらはもちろん鳥の隼。ハイパワーや優れた空力性能、そしてアグレッシブなフォルムなど、イメージを重ねています。 ●カタナ こちらも読んで字のごとく、刀を表しています。ハンス・ムートがデザインした刀のような鋭利なシルエットと性能は、イメージにピッタリ。 また、もともとは海外で発表された輸出モデルだったというのも、関係しているでしょう。 ●Vストローム 最近人気のアドベンチャー系の代表格。それだけに車名も英語で万能を意味するバーサタイルとドイツ語で流れを意味するストロームの、それぞれの頭文字を組み合わせた造語となっています。 ●バーグマン バーグマンとは、都会の男を意味しますが、スラング的に軽い感じで使われるようです。バッグスクーターの車名として似合っています。