地元民も知らない名物料理? 兵庫・明石駅の高架下で味わえる謎の焼き鳥「ミンチ」とは
地域密着メニューや挑戦を後押しする「明石タイガー」
そんな焼鳥のミンチ、地域限定メニューということもあって今では長田区でも提供しているお店は減少。どこも行列店となっているのですが『みなとまちの焼鳥 カモメ』では店舗オリジナルの提供方法として、たこ焼きの舟型容器に入れて提供されていて気軽に味わえます。 地域密着の行列グルメが駅チカの新店舗で手軽に食べられるので、大人のビールのアテから子どものおやつまで、さまざまな可能性のあるお店とメニューとなっています。
これだけ地域密着なメニューである焼鳥のミンチを売り出す背景には、お店の関係者が長田区の出身ということが由来しているのですが、「明石タイガー」のコンセプトとも関連しています。 そんなローカルなメニューを打ち出す「明石タイガー」、ほかのお店もそれぞれに挑戦的なメニューが揃っています。
人気ラーメン店や……ローカルグルメを気軽に楽しめる店舗が揃う
例えばこちらのお店は「人類みな麺類」など、関西での人気ラーメン店を展開する「UNCHI 株式会社」が手掛ける明石タイガー限定のラーメン屋『蛸らぁめん研究所 明石駅店』。
こちらでは明石にちなんだ食材としてタコチャーシューをたっぷり使った「本気の蛸らぁめん」を販売。煮干しの出汁とタコの旨味が溶け合う絶品海鮮ラーメンで、ここでしか味わえない希少な1杯となっています。 ほかにも、大阪の天満で連日満席の人気中華店『さんま黒焦げ食堂』初の支店や、牛100%のパティを自家製バンズで挟んだ絶品バーガー店『New York Cheese Burger』など、ほかの飲食施設では見かけないクオリティの高いラインナップとなっています。
「明石タイガー」は名前から分かるようにイメージが、虎。虎(トラ)のようなエネルギッシュな場にしつつ、若手の飲食店やアーティストの「トライ」を応援し、「未完成を肯定する」施設となっています。
トラと未完成とエネルギッシュを掛け合わせたコンセプトとして、施設のデザインは工事現場風。黄色と黒のカラーリングが特徴的なトラロープやコーン、施設内には工事用の足場などが配置され、工事中のようなヴィジュアルとなっています。