平子雄一「IDEAL LANDSCAPE」展が奈義町現代美術館で8月から開催。地元岡山で、初の大規模個展
植物や自然と人間の関係性の探求するアーティスト
平子雄一の個展「IDEAL LANDSCAPE 平子雄一展」が、岡山の奈義町現代美術館ギャラリーで開催される。会期は8月3日~9月8日。 1982年岡山に生まれ、2006年にイギリスのウィンブルドン・カレッジ・オブ・アートの絵画専攻を卒業後、現在は東京を拠点に活動するアーティストの平子雄一。植物や自然と人間の関係性のなかで浮上する曖昧さや疑問をテーマに、ペインティングや立体作品など幅広い表現手法を用いて制作を続けている。 2022年には、練馬区立美術館のコレクションとコラボレーションした「平子雄一×練馬区立美術館コレクション inheritance, metamorphosis, rebirth [遺産、変形、再生]」を開催したほか、ロンドン、ロッテルダム、上海、ソウルなど、国外でも精力的に作品を発表している。 「IDEAL LANDSCAPE 平子雄一展」は、作家にとって初となる地元・岡山県内での大規模個展。会場の奈義町現代美術館は、建築家の磯崎新によって設計され、1994年に開館した。今回は、「理想の風景」をテーマとした大型の立体作品などを発表する予定だ。
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