三上博史「若い頃は、どうしたらみんなが“げんなり”するかばかり考えていた」
今や伝説と化している三上博史さんが演じた舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。初演から20年を経て、再び(今回はライブ・バージョンとして)三上さんがヘドウィグとして舞台に立っています(東京公演は本日まで。次は14日~京都)。果たしてどんな思いで舞台に臨んだのか? さらに三上さんの謎多き私生活にも迫ります。 PEOPLE NOW
1990年代を中心に、「月9」をはじめ、さまざまな人気ドラマに出演。往時のトレンディドラマに欠かせない俳優として名を馳せた三上博史さん。ここ数年は「山に住んでいる」という三上さんが、この11月から12月にかけて、ライブ・バージョンで上演されるPARCO PRODUCE 2024『HIROSHI MIAKMI/HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】』の舞台に立ちました。 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』はカルト的ファンも多い作品で、今や伝説と化している三上さんのヘドウィグが再び降臨するというニュースは当時を知る多くのファンを喜ばせています。そんな三上さんに現在の心境や、多くの人が心待ちにしている舞台への意気込みを聞きました。1979年にデビューし今年で45年、力強い眼光と卓越した個性は今も健在です、というかさらに鋭くなっている……⁉
山に住んでYouTubeを見て、テレビゲームにも夢中になった
── LEONです。今日はどうぞよろしくお願い致します! 三上博史さん(以下、三上) よろしくお願いします。ヴェルサーチ、着てくればよかったかな(笑)。 ── (笑)大丈夫です。いきなりすみません、三上さん、山に住んでいるって本当ですか? 三上 はい、数年前から山に住んでいます。東京の住環境がなくなり、手軽なところが見つからなくて、山に住むことにしました。ただ、山に住んでいても、生活は都会にいる時とあまり変わらないです。東京に住んでいる時も、あまり出歩かずに家にいることが多かったので。20代の頃はいろいろな国を行ったり来たりしたけれど、実はどこに住んでいても同じかもしれない(笑)。 ── 家では何をしているんですか。 三上 映画も観るし、詩も書くし、本も読むし、プレステもします。やることは結構たくさんあって、あっという間に1日が終わってしまいます。プレステを始めたら、半日経っていることもあります(笑)。