大神いずみ「12月、1月は誕生日や記念日続きで忙しい。夫・元木大介との結婚記念日には〈今年も1年、よろしくお願いします〉。息子の誕生日には自分を褒めて」
◆おめでたい記念日 そんなこんなで松の内が明けようとする1月10日。十日戎(とおかえびす)の日。何のこっちゃ。 朝から「いやいやいやどうも、ありがとう。」と、 まだ何にも言ってないのにその日誕生日を迎えた長男がご機嫌で起きてくる。 「おめでとう、俺さま」なんておめでたいヤツ。 母になって思うのだが、「お誕生日」というのは生まれてきた本人がおめでたい、でもその前に、痛ぁぁあい思いをしてこの世に我が子を産み落とした「母」に対して「ありがとう」が先な一日なのではないか。 長男の誕生日であるこの日、今年は満18歳になったのだが、私だって母親スタート19年目の、ものすごーくおめでたい記念日なのだ。 ここで赤ん坊の時の写真など見返してしまうとグスグス泣けてきて、「思い出タイム」が長くなってしょうがない。 心の中で自分自身「よく頑張ったねぇ、私」と自分を褒めてあげる日、1月10日。 実はこの前後、6日が大神の母、15日が亡くなった父、19日は亡くなった祖父の誕生日。23日は可愛い甥っ子。これに、私にとっては物心ついてからずっと「憧れの人」だった坂本龍一氏の誕生日、1月17日も加わって、私の中で1月はなんだかずーーっと大好きな人たちが「おめでとう」なのである。 ちなみに年末12月30日も、夫とBTSのVのお誕生日(まさかの同じ日!!!)。 この辺りからお誕生日ラッシュ、あああ忙しい。
◆もう1つの記念日 何をするではないけれど。その一日はその人のことを静かに想っている。でもそんな日が毎日のように度重なると、私の中では「…今日はだれ?」と何だか慌ただしいひと月なのである。 おめでとう。ありがとう。 誕生日という日はあらためてそんな気持ちを言葉に出して伝え合う日なのではないか。 息子たち、生まれてきてくれてありがとう。 いえいえどういたしまして、わたし。 そうだ、そして何を隠そう1月にはもう1つ記念日がある。 1月24日、結婚記念日だ。 結婚した時まだ夫は現役選手だったので、2000年シーズンオフのこの時期に入籍、シーズン終了後に改めて式を挙げた。プロ野球選手にこのパターンの結婚は多いかもしれない。 来年は25周年、銀婚式…え゛えぇっ!? 結婚を決めてから短いオフの間にバタバタと入籍し新居を整え、新生活を始めてすぐにキャンプインだった。ジェットコースターのような毎日だった気がする。
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