チェルシー、今冬にFWムドリク含む合計4名を放出と現地が報じる。理由は財政問題解決のためか「解雇の準備」
プレミアリーグ・チェルシーは、今冬の移籍市場においてムィハーイロ・ムドリクを含む合計4選手の放出を検討しているようだ。英メディア『TEAMTALK』は現地時間19日に、放出対象となっている4名の選手となぜ多くの選手売却に向けて動いているのか、その理由について報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ ムドリクは、FCシャフタール・ドネツクからウクライナサッカー史上最高額と言われる約8900万ポンド(約169億円)の移籍金でチェルシーに加入した。しかし、昨季はリーグ戦31試合に出場して5ゴール2アシストという記録にとどまっており、移籍金に見合った活躍ができていない。 同メディアはムドリクについて、「現状を新監督のエンツォ・マレスカ体制のもとで馴染めていない。スタメンとして常連になるためには努力が必要だと指揮官も明言している。そのため、選手側も安定したプレイ時間を得るために他のチームへの移籍を希望しており、1月に解決策が模索される可能性がある」と、選手側も1月の移籍に前向きであることを報じていた。なお、同選手の移籍先については、フランスのマルセイユが候補として挙がっている。 また、ムドリク以外に同メディアが、チェルシーの放出対象として挙がっていると言及していたのがDFアクセル・ディザジ、DFブノワ・バディアシル、ベン・チルウェルの合計4名だ。 多くの選手を放出する意向であるチェルシーについて、「クラブは巨額の資質を行った後に収支均衡を図るため1月に4選手を解雇する準備を進めている」と、今夏も積極的に選手補強に動いた影響で、今冬には放出を進める可能性が高いことを指摘していた。
フットボールチャンネル編集部