JR西日本 2月「一時帰休」実施 1日あたり約1000人規模
新型コロナウイルスの感染拡大により「緊急事態宣言」が発令されるなどしたことを受けJR西日本は20日、社員の「一時帰休」を再度実施すると発表した。 【図表】「緊急事態宣言」の内容
期間は来月1日から同28日まで
発表によると、病院を除く全個所の社員などを対象に、1日あたり約1000人規模になるという。今月13日には、新型コロナウイルスの感染拡大などを受け、大阪府や兵庫県、京都府などで緊急事態宣言が発令されたことを受け、当面の間の利用減少が見込まれる。 同社では「今後の経営見通しが一層不透明になる中、安全確保をはじめ公共交通機関としての役割を担いつつ、厳しい経営状況下においても雇用維持を図り、社員の感染防止を行う観点から、一時帰休を実施する」としている。 期間は来月1日から同28日まで。
昨年5月にも一時帰休を実施
同社は昨年5月にも一時帰休を実施しており、今回で2回目の実施となる。 このほか、JR東海でも今月25日から、1日あたり400人規模の一時帰休を実施するとしている。