関西のテーマパーク営業時間短縮など対応追われる USJ「マリオ」新エリアは開業延期に
13日に大阪府、兵庫県、京都府などに出された「緊急事態宣言」を受け、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)は14日、来月4日にオープン予定だった「スーパー・ニンテンドー・ワールド」について、開業を延期すると発表した。このほか、関西のテーマパークでは緊急事態宣言を受け、閉園時間を繰り上げたり、土日のみの営業に切り替えるなどの対応をとるなど対応に追われた。 【図表】「緊急事態宣言」の内容
USJのマリオ新エリア、2度目の開業延期に
USJによると、新たな施設は人気キャラクター「マリオ」をテーマにしたアトラクションやレストランなどが併設されたもので、テレビCMも流されるなどしていたが、大阪府などに緊急事態宣言が出されたことを受け、開業延期を決定した。このエリアは、昨年7月に開業予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年2月に開業を伸ばしていたため、今回で二度目の開業延期となった。 また来月7日までは、政府や各自治体の方針に協力し、入場者数の制限を実施。この期間の新規入場券販売は、制限枚数に達した時点で終了するとしている。詳細は、USJ公式サイトに掲載されている。
ひらパーは閉園時間を繰り上げ、園内滞留上限人数を5千人に設定
ひらかたパーク(大阪府枚方市)は、緊急事態宣言発令に伴う対応として、16日から来月7日まで閉園時間を午後7時半に繰り上げると発表した。 同園によると、園内滞留上限人数を5千人に設定し、上限人数に達した場合は入園制限、窓口でのチケット販売を一時停止するとしている。
姫センは18日から土日のみ営業へ
りんくうプレジャータウンシークル(大阪府泉佐野市)は、観覧車や施設内の飲食店の基本閉店時間を午後8時に変更すると発表した。 姫路セントラルパーク(兵庫県姫路市)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため今月18日から31日までの間、土・日曜のみの営業にすると発表した。2月以降の営業については、現時点では未定としている。 東条湖おもちゃ王国(兵庫県加東市)は16日から来月28日までは、土・日・祝日のみ営業すると発表した。