大人も夢中になれる、美しい水族館 5選
AOAO SAPPORO/北海道・札幌市
2023年7月、札幌の中心地にオープンした都市型の水族館「AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)」。落ち着いた色合いのデザインで、一見すると水族館とはわからないようなモダンな雰囲気だ。 館内は3つのゾーンで構成されており、ペンギンなどの生物展示に加えて、水族館の裏側であるバックヤードの公開や没入感を味わえるデジタルアートなど、さまざまなアプローチで水辺の生物の魅力を伝えている。
水草が繁茂する水中景観の中で、小さな生物をありのままの姿で観察することのできる展示「ネイチャーアクアリウム」。
「アオアオ サッポロ」では札幌の都市部に位置していることもあり、海から海水を運ぶのではなく人工海水システムを採用している。そんな水族館の裏側であるプラントを間近で見ることができるのが「水の循環のラボ」エリアだ。 このプラントで人工的に海水をつくり、館内の水槽で使用している。
都市型水族館ながら、ペンギンに会えるのも魅力。両足で飛び跳ねて移動する習性があるキタイワトビペンギンの行動を間近で観察できる。 ペンギンたちが過ごすのは、六角形のブロックを用いたプール。このブロックは形状を変化することが可能で、世界の水族館でも珍しい仕組みだ。
水クラゲなど海を浮遊する生物を展示する「プランクトンルーム」。ライトアップされた大小さまざまな16の水槽に、ゆっくりと生物が漂い幻想的なひと時を味わえる。 AOAO SAPPORO 住所/北海道札幌市中央区南2条西3-20 moyuk SAPPORO 4階-6階
AQUARIUM×ART átoa/兵庫県・神戸市
2021年にオープンした、アクアリウムとアートを融合させた新感覚の水族館「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」。テーマ性の高い展示が楽しめるうえ、館内は思わず撮影したくなるような映えスポットばかり。
ユニークな形の水槽が特徴の「FOYER 探求の室」。このスペースでは淡水に生息するエイ、ポルカドットスティングレイや運がよければ泳いでいるカピバラの姿を見ることができる。