「聞いたことなかった」 知っているようで知らない「電池の正しい捨て方」 家電量販店の呼びかけに反響
ゴミを捨てるとき、分別に悩むことがあります。とくに、使い切った電池類を、どこでどのようにして処分したら良いのか迷うことも。そんな悩みに答えるべく、家電量販店のエディオンが公式TikTokアカウント(edion_pr)に投稿した処理方法が話題になっています。 【動画】そのまま捨てるのはNG? 「電池の正しい捨て方」を家電量販店が伝授 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
電池を捨てるときは絶縁性の高いテープを貼ることを忘れずに
乾電池やボタン型電池など使い切った電池類は、どのように処分したら良いのでしょうか。電池を誤った方法で処分すると、火災が発生するなどの危険性もあります。同店では「知ってる!? 電池の正しい捨て方」と題して、不要になった電池の処分方法を説明する動画を投稿しています。 動画によると、電池の種類は大きく「乾電池、リチウム一次電池、ボタン型電池、充電池」の4つに分けられるとのこと。いずれも捨てるときは、ガムテープやセロハンテープなど電気を通さない絶縁性の高いテープを貼って、電流が流れないように処理をしておくことが重要だといいます。 捨てる場所は、電池の種類によって異なります。 ・乾電池、リチウム一次電池……各自治体の指示に従って捨てる ・ボタン型電池……協力店などに設置された回収箱へ ・充電池……ニッケルやコバルトなどが含まれ、再生可能な資源になるため、協力店などに設置されたリサイクルボックスへ
モバイルバッテリーは放置したままにしないこと
また、充電池のひとつであるモバイルバッテリーについては、「リサイクルに出しましょう!」と説明。使えなくなったからといって、いつまでも家の中に放置しているのは危険であることも呼びかけています。その理由には、「2つのリスク」が。 ・電池残量が0%のまま放置した場合……放置しておくと過放電を起こし、発火の危険性が ・電池残量が100%のまま放置した場合……内部電圧に負担がかかり、爆発のリスクを伴うことも 知っているようで知らない、電池の処理方法についての投稿には4000件を超える“いいね”が集まりました。コメント欄には「過放電誤解してたわ~助かる」「知らなかったです ありがとうございます」「乾電池は近くの公民館で回収してるけど、テープのことなんて聞いたことなかった」などの声が上がっています。 電池の回収方法は地域によって変わるので、今一度、住んでいる自治体の処分方法の確認を。思わぬ事態を招かないよう、正しく処理しましょう。
Hint-Pot編集部