ロッテ・佐々木朗希のメジャー移籍にドジャース地元メディア「契約は“鉄板”だ」楽観的になる代理人情報も
ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)がポスティング(入札)制度を用いて今オフにメジャー挑戦するための手続きを開始したと発表した。 「移籍先はドジャースが超が付く最有力候補」と報じられる中、地元メディアのドジャースウェーは「ドジャースがスーパーな先発ローテに佐々木朗希を加えることは避けられない運命となりつつある。ドジャースとの契約は『鉄板』だ」とのタイトルで特集し、佐々木の獲得に絶対的な自信を示した。 「大谷翔平と山本由伸のワールドシリーズ優勝と佐々木のメジャー移籍の『ごり押し』が偶然の一致だというのか? もしもドジャースを選ばないとしたら、それは衝撃だ。しかも、ドジャースは佐々木の高校時代から長年にわたる関係を築いている」 夢想はさらに続いた。「これで先発ローテは大谷、山本、佐々木、グラスノー、そして復帰してくるカーショーで組める。ドジャースは2025年に(通常の5人制ではなく)先発ローテ6人制を敷くことが濃厚だという話だから、そうなれば(チームからFAとなっている)ビューラーやフラハティと再契約できる余地も生まれるし、または台頭してくるルーキーに輝ける舞台を用意してもいい。はたまた、他の一流FA投手を獲得するのも手だ」 米ドジャーブルーは、もう一つの「楽観的になれる理由」を伝えた。「佐々木は山本の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏からアドバイスを受け続けているという。佐々木は以前、山本のことを好意的に語っていたが、このことからもウルフ代理人が所属するワッサーマン代理人事務所と契約する可能性がある」 米有力紙のワシントン・ポストは今年6月、「通常、日本のプロ野球選手は代理人を通じて所属球団と交渉をしないが、ドジャースの山本由伸とパドレスのダルビッシュ有を顧客に持つジョエル・ウルフ代理人は、佐々木朗希のメジャー移籍におけるプロセスに手を貸しているといううわさが、球界では長年飛び交っていた。ウルフ代理人はこの件に関してコメントを拒否した」と報じている。
中日スポーツ