全国的に高温 10月いっぱいかなり気温高く 秋晴れは少ない見通し
気象庁は17日(木)、向こう1か月(10/19~11/18)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高く、とくに10月末ごろにかけてはかなり高くなる見込み。
低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は北日本の太平洋側で多く、北日本の日本海側、東日本、西日本の太平洋側は平年並みか多い見込み。向こう1か月の日照時間は北日本の太平洋側で少なく、北日本の日本海側と東・西日本で平年並みか少なくなりそうだ。
高温に関する早期天候情報
向こう2週間は全国的に暖かい空気に覆われやすいため、気温が平年より高い地方が多く、かなり高い日が多い見込み。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。ただ、20日(日)ごろは寒気の影響で北日本を中心に気温が平年よりかなり低くなり、来週にかけては北の地域ほど気温の変動が大きい見込み。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。