九州場所土俵祭で15日間の安全祈願 浅香山担当部長「新大関・大の里や尊富士楽しみ」
今年納めに九州場所の土俵祭は9日、福岡国際センターで行われた。八角理事長(元横綱・北勝海)、九州場所担当部長の浅香山親方(元大関・魁皇)、審判部の親方らが15日間の安全を祈願した。 入場券は同場所として28年ぶりに既に完売。新大関・大の里や再入幕した尊富士らの活躍も大きな関心事となっている。浅香山部長は「無事に始まって最後まで何事もなく終われたらいいと思う」と初の担当として武者震いする。完売についても「たくさんの人が会場の足を運んで応援する力士に大きな声援をいただけば、力士たちも力が入る。白熱した取組を見てくれたら盛り上げるし楽しみにしている」と話した。残念ながら横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜部屋)は休場。それでも浅香山親方は「新大関の大の里や尊富士が楽しみ。地元の平戸海、正代ら地元の活躍が楽しみだし、琴桜や豊昇龍が納めの場所で新しい力士の壁になってくれたらいいと思う」と先輩大関たちの奮起に期待を寄せた。