「唇の荒れ」を悪化させる人が無意識にやりがちな【NG習慣4つ】|美ST
マスクを外したらカサカサの唇!「でも対処法ってリップクリームを塗るくらいしか知らない……」。そんな人のために唇が荒れる理由とやってはいけないNG習慣を解説します。ぷるぷるに潤った唇を目指しましょう。
1.唇は薄く荒れやすい
唇は、他の皮膚の部位よりも水分を保ちにくい部位。その乾燥スピードは頬に比べると約5倍といわれます。 ひとつには角層が薄いことが原因。角層とは外部刺激から守ってくれる層のことで、角質の他に脂質やタンパク質も含まれます。角層がほぼないに等しい唇は、刺激に敏感でちょっとしたことで荒れやすいのです。 また、肌の毛穴には皮脂腺があり、肌の表面を皮脂が覆うことでみずみずしさを保っていますが、唇には毛穴や皮脂腺がなく、角質細胞内の潤いを保つ天然保湿因子(NMF)も少なく、水分が簡単に蒸発してしまいます。 さらに、肌の色素のメラノサイトが少ないため紫外線の影響も受けやすく、非常にデリケートです。 肌は約28日でターンオーバーし入れ替わりますが、唇は角層が薄いためわずか3~4日で入れ替わります。ターンオーバーが早いため、適切なケアを行えばすぐ健康的な状態に戻せる反面、ケアを怠ればすぐにカサカサに。そして唇の乾燥には日々の生活習慣も大きく影響しています。
2.唇がカサつくNG習慣をチェック
唇の荒れの原因となるNG習慣をご紹介します。 ①唇を舐める 唇を舐めると、唾液と一緒に水分が蒸発して、かえって乾燥の原因になります。一時的に潤ったとしても、唇の乾燥を根本的に解決することにはならないのです。また繰り返し舌で舐めることによる刺激で、口周辺が荒れてしまうこともあります。
②古いリップを使っている 古いリップやコスメなどの化粧品による刺激が、唇の乾燥をもたらす場合があります。商品にもよりますが、化粧品の使用期限は未開封では3年、開封後は1年程度が目安です。 また肌に合わない化粧品も唇が荒れる原因に。化粧品を使用する際はパッチテスト(試用テスト)を行うのも一つの手です。