「もう渋谷は若者の街じゃない」「でもここは違った」…。MIYASHITA PARK内にあるフードコート「FOOD HALL」は“若者の楽園”だった
■ドリンクバーにご当地チュロス 珍しいものがいろいろあった 賑わっているものの、回転率は悪くない。席種はカウンターか大きなテーブルをパーテーションで小分けにした席、もしくは2・4人掛けのテーブルなどがメイン。端にあった2人掛けテーブルが空いていたので、陣取りして何を食べるか決めに行く。 そこそこユニークなラインナップながら人気が目立ったのはマクドナルド。安定の味とともに、価格も比較的安めなのが評価ポイントだろうか。その他、PANDA EXPRESSやTACO BELLが目立って人気である。
特にPANDA EXPRESSは、海外のフードコートにある店のように、白米やチャーハン、炒麺といったメインを選び、さらにいくつかのおかずを自分で選ぶ形が何となく食欲をそそる。まず1店目はこちらにしよう。 メインにチャーハン&炒麵のハーフセット、おかずは一番人気だという「オレンジチキン」と耳なじみのない「モンゴリアンポーク」、さらに「エッグプラントトーフ」なるものを選んだ。 ちなみにこの店はフードコートには珍しくドリンクバーがあった。
さて、もう一つはどうしよう。ほとんどの店が珍しいといえば珍しいものの、ポキをフードコートで食べることってそうないよなあ、と思いMAGURO MARKETをチョイス。白米抜きの「おつまみポキ」を注文する。 さらに、今回はこの後に宮下公園で駄弁る学生気分に浸ろうと、VALUMEで柚子と「スプライト」のモクテルを注文。この店では「宮下チュロス」なる、小さく切ったチュロスを販売していた。 ■フードコートには珍しく、呼び出し用の機械はなし
今回はいずれの店舗でも、呼び出し用の機械はなし。その場で商品の提供であった。 さっそく中華料理とハワイの味、そしてドリンクを並べ、いただいていく。よく考えたらPANDA EXPRESSはアメリカ発のチェーンだし、スプライトもコカ・コーラ社の商品。これだけ国際色豊かなラインナップで、意図せずアメリカオンリーのチョイスとなってしまった。 PANDA EXPRESSのプレートは、1500円ほどでこのボリュームと考えるとかなりうれしい。なお今回選んだものの他にも、麻婆豆腐や牛肉を使ったメニューなどがあり、バリエーションはかなり豊かだった。