メイウェザーが来年2月20日に人気YouTuberとの対戦発表…東京ドーム「MEGA」と日米2試合を約1週間でハシゴ?
ポールは、これまでもツイッターなどSNSを通じてメイウェザーに対する挑発を続けていて、何度も対戦計画が浮上していた。やっと本決まりになったわけだがメイウェザーにとっても「金になる」ポールの集客力は魅力だったのだろう。 「ボクシング・シーン」によると試合場所や階級などの細かいルールは明らかになっていないが「ファン・ミオ・ドットコム」にてPPV(有料放送)で生中継される予定。 すでに料金も明らかになっており、12月28日までに購入の早割価格は24.99ドル(約2600円)だが、先行販売数が100万件を超えると、次に39.99ドル(約4160円)となり、来年2月11日から当日売りは69.99ドル(約7280円)の価格になるという。 ただ同メディアは「メイウェザーが那須川天心と対戦した際には階級の下のファイターを選んだことで批判を浴びた。だが、今回は、その体重の優位性はない。ポールはクルーザー級(90.71キロ以下)でKSIと試合したときは199ポンド4分の1だった。メイウェザーは151ポンド(68.49キロ)以上で試合をしたことがない」と契約体重やルールなどに疑問を投げかけている。 メイウェザーはたとえ体重差があっても“素人”のYouTuber相手ならば、スーパーフェザー級からスーパーウェスタ―級までの5階級を制覇した屈指のディフェンス力とスピードで、パンチをもらうこともなく翻弄できると踏んだのだろう。 それでも万が一怪我でもすれば1週間後に東京ドームで行われる「MEGA2021」への参戦は難しくなるのかもしれない。 「MEGA2021」の対戦相手には、こちらもYouTuberとしても人気の朝倉未来(トライフォース赤坂)で内定していたが、11月21日に行われたRIZINフェザー級王座決定戦で修斗世界フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)に判定で敗れたため正式発表は延期となっている。