fashion + bicycle「narifuri(ナリフリ)」のアイテムで自転車のあるライフスタイルを
“fashion + bicycle” 自転車に乗ることを想定した機能と、街に溶け込むデザインを両立させたファッションブランド「narifuri(ナリフリ)」。 自転車乗りの間ではすでに馴染みの深い人気ブランドだが、今回はブランドスタート時のお話から、自転車に乗るためのギミックや、自転車愛が詰まったアイテムの紹介、さらにはオリジナルバイクのお話まで、ヒットユニオン株式会社 narifuri PRの尾形将広さんにお話しいただいた。
自転車に適した服の必要性
「ブランドスタートは2007年で、創業者はニューヨークに暮らしていたルーツがあり(現在は退職)、アメリカ古着やミリタリーアパレル、そして移動手段として毎日使っていた自転車がキーワードになっています。 その時代はピストバイクのカルチャーがアメリカでも日本でも大きくなってきていたこともあり、帰国後にnarifuriを立ち上げたという経緯があります。 ブランドを立ち上げる前は、古着や、ミリタリーウエアを着てピストバイクに乗っていて、そこで“丈夫さ”、“速乾性”、長く着られる“耐久性”があるものが必要だと考え、fashion + bicycleというテーマを持ったアイテム作りに着手していきました」
1Fが自転車、2Fがクロージングストア
narifuriの特徴として店舗に独自のスタイルがある。自転車に乗るための洋服だけではなく、店舗の1Fは「charifuri(チャリフリ)」というカテゴリーで自転車販売、修理などを請け負ういわゆる“自転車屋”としての形態になっている。この店舗についても伺っておこう。
「現在、東京の渋谷区千駄ヶ谷にある店舗は2017年にできたものなのですが、2011年までは恵比寿に店舗がありまして、そのころから1Fは自転車のcharifuri、2Fが洋服のnarifuriというスタイルでやっています。
やはり店舗に自転車を乗り入れるというシチュエーションが多いので、このスタイルが一番好ましいと思います。現在名古屋にも店舗がありますが、同じ形態で運営しています」