大阪府・吉村知事が定例会見7月1日(全文3完)設置場所は幅広に検討したい
本日発表された路線価への受け止めを
関西テレビ放送:関西テレビの真鍋です。今日、路線価のほうが発表になりまして、大阪は値上がりがトップ10のうちに6カ所も入るというような状況で来ていました。コロナでちょっとこれから事情変わっていくと思いますけども、その受け止めをちょっと教えていただければと思います。 吉村:やはり大阪が非常に経済面においても将来の見込みにおいても、価値が高い、将来性があるということが市場において評価されているんだというふうに思います。これはやっぱり日本のいろんな魅力っていうのが大阪には詰まっていると思いますし、大阪独自の培ってきた歴史、魅力っていうのもあると思います。その辺りが高く評価されているんだと。都市性、機能性、そして歴史性、食文化等々を含めた総合力として大阪っていうのは実は都市力としては非常に強い都市だと僕は思っていますので、それが評価として表れているんじゃないかなと思います。 ただ、やはりこのコロナの影響が出ていますから、これから地価は下がってくると思いますし、今回のこの発表っていうのもコロナの、どちらかというとその影響を受けない発表なので、これから大阪の経済をどう立ち直らせるかということのほうにちょっと力を置いていきたいと思います。 いろいろ経済が、いろんな指標が出ていても、去年の1年を通したら、関空なんかもそうですけど、去年の1年分を合わせたらプラスになってるけども、どう見てもこのコロナが発生したあとのトレンドを見ていけば、もう右肩下がりのところがほとんどなので、そういった意味では1年度を通した数字は、今の数字を物語っていないと思うので、これは土地の地価もそうですけれども、ちょっとなんとか早く経済もある程度は回復させていかないと、大阪もそうだし日本全体も危機的な状況になっていくんじゃないかなと僕は思っています。
大阪にはもともと魅力がある
不動産がそういうふうに評価されている、やっぱりコロナというのは、コロナ今、戦ってますけど、コロナっていうのが一定これが落ち着けば、やっぱり大阪の魅力っていうのも取り戻してくると思うし、それだけ大阪にはもともと魅力があると僕は思っています。 司会:次のご質問をお願いいたします。 吉村:だからその魅力をつくり出すために、今まで大阪府市で連携しながら一生懸命やってきましたんで、それの成果が実り始めてるんじゃないかなと思っています。そのときにコロナが来たという状況かと思います。 司会:ほかにご質問ある方はいらっしゃいますか。よろしいでしょうか。それではこれで終了させていただきます。ありがとうございました。本日、政務の質問がある方はいらっしゃいますでしょうか。いないようですので、これで終わらせていただきます。 (完)【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見7月1日