大阪府・吉村知事が定例会見7月1日(全文3完)設置場所は幅広に検討したい
国にどのような要望をする予定か
毎日新聞:すいません、毎日新聞の【シマムラ 01:04:57】です。重症センターのことなんですけれども、先ほど府の予算でつくるので基本は府の方をということだったんですが、国に、関西圏に1つ必要だっていうふうにおっしゃってきたかと思うんですが、今後国への要望というのはどうなされる予定でしょうか。 吉村:国に対する要望としては、もう国では国立のICUセンターはつくらないと明言しているわけなので、それを要望することはないです。実際このセンターをつくっていく上で、当然財政も必要になってきますから、その財政支援をよろしくお願いしますねっていうのは国には要望していきたいと思います。だからもうこれは大阪府で責任を持ってつくるという判断を僕がしたというふうに理解してもらってもいいですし、あとは、だから国につくってくださいというのはもう言いません。 ただ、やる以上ちょっと財政的な支援は大阪府、お金刷れるわけでもないし、財政力がそこまで豊かでもないから、ちょっと国のほうにはお願いしたいなというのはこれからも言っていきます。 毎日新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問お願いします。
豪雨災害でも宣言を出すのか
産経新聞:産経新聞、井上です。すみません、自然災害のちょっと関係で伺いたいんですけど、災害が増える時期かと思うんですけれども、災害モード宣言について、災害モード宣言って基本的には台風とか地震を想定していると思うんですけれども、それ以外の、例えば西日本豪雨のような豪雨災害などでも宣言を出すことって検討されるんでしょうか。 吉村:災害があらかじめ予測される場合で大きな被害が発生しそうだというときは、災害モード宣言は出すということになると思います。一応、今までの典型例で分かりやすい台風だとか、地震だとか、そういったものでは一定の基準を作ってやっていますけど、基準がなくてもこれは府民の皆さんの命を守るために必要だと判断すれば、ほかの災害でも災害モード宣言というのは出すということはあり得ます。 産経新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問ございますでしょうか。どうぞ。