大阪府・吉村知事が定例会見7月1日(全文3完)設置場所は幅広に検討したい
ステッカーの有無を線引きに利用する予定は?
クリニック関係でいくと地域外来・検査センター。ここは保健所を通さずにお医者さんが検査必要じゃないかと判断したら、直接そこで検査をしてもらえるようにするというところを今、7月中には10カ所ぐらいはつくりたいと思っていますので。今ちょっと感染者数も減ってきて、検査の需要というのはそれも少し少ない状況ではありますが、今のうちに準備は整えていきたいと思っています。 読売新聞:最後に1点だけなんですけども、発表項目とは異なるんですけれども、本日から感染防止宣言ステッカーが配布が始まったんですけども、その受け止めと、あと今月中に決める予定の休業要請の大枠の中で、このステッカーを貼ってるか貼ってないかっていうのを、対象を選ぶ際の線引きに利用する予定はありますか。 吉村:例えば夜の接客を伴う飲食店といっても、ガイドラインに従って一生懸命感染症対策を取ってくれているところもあればそうじゃないところもある。それは飲食店以外でもそういうところもありますから、積極的にそういったことを取ってくださっているお店についてはステッカーを発行して、お店に掲示してもらうということで、お客さんも安心してご利用ができるように、お店としてもやっぱりそれに積極的に取り組む姿勢をきちんと表明するということで、店舗ごとに1つ1つ発行しますから、ぜひこれが広がればいいなというふうに思っています。 そういう趣旨でもありますから、ある意味、休業要請のお願いとかいろんな行動のお願いをするときに、やはりこのステッカーがあるかないかで分けて考えるのは僕はあるべき姿じゃないかなとは思っています。やはりそれによってリスクが違うわけですから、感染症対策を取っているところとそうじゃない、取って宣言までしているところとそうじゃないところはやっぱり違うので、ちょっと僕はそこは対象にしていく範囲として、単にステッカーと宣言だけじゃなくて、そういう休業要請の対象範囲内外にするかどうかも、それは1つの基準にはしたいと思っています。 それはその考えに変わりはないです。現在専門家の意見を聴取して最終段階に入っていますけれども、7月の上旬、早ければ上旬ぐらいには決定をしたいなというふうには思っています。遅くとも中旬、できれば来週ぐらいには会議を開けたらなと、本部会議を開けたらなと思っています。 司会:次のご質問をお願いします。