ピーチ、成田-大分など国内4路線運休 台北増便で訪日強化=冬ダイヤ計画
ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下LCCのピーチ・アビエーション(APJ/MM)は8月20日、冬ダイヤ期間(10月27日から25年3月29日)にあたる下期の路線計画を一部変更すると発表した。台北(桃園)路線を増便し訪日需要を強化する一方、成田-大分線など国内4路線を運休。生産体制や使用機材の配分適正化を図り、新路線の開設も検討する。 冬ダイヤ期初からの増便は4路線で、国内・国際線ともに2路線ずつ。国内線は1日6-7往復の関西-札幌(新千歳)線が同5-8往復、1日4往復の関西-福岡線が同3-5往復となる。国際線は週14往復の成田-台北線を同14-21往復に、週14往復の関西-台北線を同21往復に増便する。 運休は4路線で、いずれも国内線のみ。冬ダイヤ期初からは1日1往復の成田-大分線、週4往復の関西-新潟線に加え、期間運航の関西-女満別線と関西-釧路線も運休となる。 減便は1路線で、週21往復の関西-香港線を同14-21往復に減便する。
Yusuke KOHASE