若手躍動のセルタ&バルセロナが2連勝! 久保建英が今季初得点、浅野拓磨は決定機活かせず/ラ・リーガ第2節
ラ・リーガ第2節が、23日から25日にかけて各地で開催された。 [写真]=Getty Images
■バルセロナ 2-1 アスレティック・ビルバオ
今節最注目カードとなった同試合。ハンジ・フリック新監督の下で連勝スタートを目指すバルセロナは、ドブレピボーテを組んだ復帰明けのペドリと、17歳MFマルク・ベルナルが好パフォーマンスを披露すると、24分にFWラミン・ヤマルのシュートが相手DFにディフレクションするラッキーな形で先制に成功。対するアスレティック・ビルバオも、バルセロナ移籍を蹴ったFWニコと、トップに入ったFWイニャキのウィリアムズ兄弟を中心としたアタッカー陣がゴールに迫り、42分にMFオイアン・サンセトがPKを沈めてスコアを振り出しに戻した。 迎えた後半、バルセロナがMFフェルミン・ロペスやDFエリック・ガルシア、アスレティック・ビルバオもMFウナイ・ゴメスやMFミケル・ハウレギサールらと若手選手を続々とピッチに送った中、勝負を決めたのは“36歳”の点取り屋だった。同試合で度々決定機をものにできなかったFWロベルト・レヴァンドフスキだが、好守を連発してきたGKアレックス・パディージャが弾いたこぼれ球に反応しゴールネットを揺らしたのだ。試合はこのまま2-1で終了した。
■セルタ 3-1 バレンシア
今年3月にラファエル・ベニテス前監督の後任として、Bチームから内部昇格したクラウディオ・ヒラルデス監督の下でシーズンを始めたセルタは、同指揮官が目に掛けたカンテラーノや若手選手が躍動。今節バレンシア戦では、昨シーズンまでBチームを主戦場としていた選手が3名も先発に名を連ねた他、DFカルロス・ドミンゲスやFWヴィリオット・スウェドベリら有望株もスタメンを張った。そして、彼らを従えた“王様”が絶好調だ。まずは1点ビハインドで迎えた22分、右ハーフスペースでボールを受けたFWイアゴ・アスパスが、ファーサイドのDFオスカル・ミンゲサにクロスを供給すると、これをミンゲサがダイレクトボレーで叩き込み、同点ゴールをアシスト。続く27分には、スルーパスに反応し、流れるようなワントラップからのシュートで、冷静に逆転ゴールを決めて見せた。 その後はアスパスのPK失敗があったものの、MFフラン・ベルトランのスーペルゴラッソでさらに1点を追加し、3-1の勝利。開幕2連勝で、今節終了時点で3強を抑え、首位に立っている。