若手躍動のセルタ&バルセロナが2連勝! 久保建英が今季初得点、浅野拓磨は決定機活かせず/ラ・リーガ第2節
■レアル・マドリード 3-0 バジャドリード
開幕節は勝ち点1となったレアル・マドリードは、バジャドリードと対戦すると、50分にMFフェデリコ・バルベルデの強烈な一撃で先制点を挙げる。さらに後半終了間際には、MFブラヒム・ディアスとFWエンドリッキが立て続けに追加点を決めて勝負あり。粘り強さを見せたバジャドリードに対して、終わってみれば3-0のスコアでシーズン初白星。なお、この日がデビュー戦となり、初ゴールまで記録した18歳FWエンドリッキは、試合後に「夢が叶った」と語っている。
■アトレティコ・マドリード 3-0 ジローナ
大型補強敢行の“ビッグサマー”を過ごすアトレティコ・マドリードは、戦力が大幅に入れ替わったジローナと激突。昨シーズンにトップ3の座を奪われた雪辱を期するロヒブランコスは、FWアントワーヌ・グリーズマンの意表を突いたフリーキックで先制すると、後半開始早々にはMFマルコス・ジョレンテの弾丸ミドルが相手ゴールを穿ち追加点。後半アディショナルタイムにも、ロングカウンターから最後はMFコケが決定的な3点目。4年ぶりのリーグ優勝、チャンピオンズリーグ初制覇に向けた“本気”が窺えるアトレティコが、ホーム開幕戦を3-0と期待感を抱かせる勝利を収めている。なお、同試合でMFコナー・ギャラガーがデビューを飾った。
■エスパニョール 0-1 レアル・ソシエダ
敵地でのエスパニョール戦に臨んだレアル・ソシエダ。日本代表MF久保建英をベンチに置いた中、MFマルティン・スビメンディが攻撃を司り、MFブライス・メンデスやMFセルヒオ・ゴメス、FWミケル・オヤルサバルらが相手ゴールに迫ったが、1点には至らず。反対に、ボール保持の局面でのミスから決定的なピンチを迎えるシーンも…。それでも、スコアレスドローが現実味を帯びてきた80分に均衡を破ったのは、途中出場の久保だった。右サイドでボールを受けた同選手は、1vs2の数的不利な状態でもお構いなく仕掛け、エリア内に侵入すると、最後は左足インサイドで蹴り込んだ。これが決勝点となったレアル・ソシエダがシーズン初勝利を挙げている。