【レスリング】元木咲良が決勝進出でメダル確定 “オリンピアンの父”の前で大逆転のフォール勝ち
◇パリオリンピック2024 レスリング女子62キロ級準決勝(大会15日目=日本時間10日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】金メダルでハートポーズを作った藤波朱理選手 レスリング女子62キロ級の元木咲良選手が決勝進出を決めメダルを確定させました。 シドニーオリンピック代表の元木康年さんを父に持つ元木選手は、初戦を38秒でフォール勝ちすると、準々決勝はカナダの選手を相手に第1ピリオドこそ1対0でしたが、第2ピリオドで一気に突き放し11対0のテクニカルスペリオリティーで勝利しました。 そして、迎えた準決勝。父の康年さんが見守る中、ノルウェーのグレイス ジェイコブ・バレン選手と対戦すると第1ピリオド、序盤は相手の選手をみますが、1分8秒にタックルを受け先制ポイントを奪われます。それでも片足タックルから2点を奪い同点に追いつきます。 2対2で迎えた第2ピリオド、開始38秒でタックルを許し、さらにチャレンジも失敗し2対7と勝ち越されます。しかし、5点差となり相手に攻め込まれる中、反り投げで返し、押さえ込むと、そのまま耐えてフォール勝ち。決勝進出を決めメダルを確定させました。