大谷の元チームメート、サンドバルがレッドソックスと2年総額28億円超で合意 左肘手術からのリハビリ中
大谷翔平投手(30)とエンゼルスでともにプレーしたパトリック・サンドバル投手(28)がレッドソックスと2年総額1825万ドル(約28億5000万円)で合意した。大リーグ公式サイトが報じた。 サンドバルは24年シーズンの最終登板となった6月21日(日本時間22日)のドジャース戦後に左肘の側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けている。来季、開幕から数カ月間は試合で投げられないことが見込まれている。 カリフォルニア州ミッションビエホ出身で、15年のドラフト11巡目でアストロズに指名され、18年のトレードデッドラインにエンゼルスにトレード。21年から23年の間、大谷に次ぐ2番手の先発投手として活躍した。しかし、成績は徐々に下降、23年は防御率4.11、そして手術を受ける前の24年は79回2/3を投げて5.08だった。 調子が良いときは、チェンジアップとスライダーのコンビネーションで三振を奪えることが魅力。まだ若いため、無事に復帰を果たせば、レッドソックスのローテーションで活躍できる可能性も秘めている。 レッドソックスは今オフ、ホワイトソックスとのトレードで左腕のギャレット・クロシェットを獲得、ローテーションの柱に据える。現在のローテーションには、他にタナー・ホーク、ジーター・ベロ、ルーカス・ジオリト、カッター・クロフォードが名を連ね、ギャレット・ウィットロックはブルペンに移る見込み。なお、レッドソックスは近年、ジェームズ・パクストンやリアム・ヘンドリックスといったトミー・ジョン手術を受けた選手と複数年契約を結んだが、いずれの選手も契約1年目には登板できなかった。