ホープフルS一夜明け クロワデュノール元気いっぱい 25年クラシックでの活躍に期待
無傷の3連勝でホープフルSを制したクロワデュノール(牡2歳、栗東・斉藤崇)が29日、栗東トレセンで元気な姿を見せた。トレセンに到着したのは深夜1時30分。間宮助手は「カイバも全部きれいに食べています。急仕上げになった前走より楽そう。今までで一番楽だったのかなという感じです」とタフネスぶりに目を細めた。 4角から早めにまくり最後は後続を2馬身突き放しての圧勝。「北村(友)が馬の力を信じてうまく乗ってくれました。感情の起伏が大きい方じゃないから、(北村友の涙を見て)思い詰めているんやろなと。本人にとっても良かったです」と20年有馬記念(クロノジェネシス)以来、4年ぶりのG1制覇を成し遂げた鞍上をたたえた。 「外からまくられても引っ掛かるところがなかったし、距離が延びてもいいと思いますね」と来年のクラシックでの活躍を期待する。「まだ線が細くてキ甲の周りにも肉が付き切っていないですからね。成長の余地もあります」と成長を楽しみにしていた。