「セレッソの全てが心から大好きです」

千葉に復帰する鳥海。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部）

　J２のジェフユナイテッド千葉は12月21日、セレッソ大阪のDF鳥海晃司を完全移籍で獲得すると発表した。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開！ 　千葉のアカデミー出身である鳥海は、明治大を卒業後の2018年に千葉でプロキャリアをスタート。21年にC大阪に移籍した。今季は30試合に出場し、通算ではJ１で83試合１得点、J２では79試合１得点をマークしている。 　そんな29歳は、千葉の公式サイトで以下の通りコメントした。 「セレッソ大阪から加入する事を決めました。ジェフを出て行く時にも伝えましたが、サッカー人生は短いです。その短い人生の中での次の目標はJ１でプレーする事よりも、J２で15年苦しむ、愛するクラブをJ１に戻したい。自分がJ１に上げてこのステージに戻ってきたらいいんだと、サッカー人生を賭けて、覚悟を決めて戻って来ました。この決断が間違っていなかったことを自分自身に、そして自分の意思を尊重してくれた家族のためにも証明しなければなりません。いい時もそうでない時もお互いを信じてファミリーとなって必ず昇格しましょう」 　また、C大阪を通じては、こう発信した。 「2024シーズンをもちましてジェフ千葉に移籍する事になりました。全てを話す事はできないので1つだけ伝えさせて下さい。選手、クラブスタッフ、サポーター、スタジアム、セレッソの全てが心から大好きです。このクラブでプレーできた事は僕の誇りです。セレッソファミリー全ての人にこの場を借りてお礼を言わせてください。４年間素晴らしい時間をありがとうございました」 　千葉を16年ぶりのJ１復帰に導けるか。実力派DFの活躍に期待がかかる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部