【三国ボート G1北陸艇王決戦】毒島誠 スーパー・ピット離れで準優突破 三国は落ち着ける場所
ボートレース三国の開設71周年記念「G1北陸艇王決戦」は5日目を終えた。 準優10Rは6号艇の毒島誠が制した。毒島自身が「謎でした」と話す圧巻のピット離れ。スタート展示の6コースから、本番は2コースが取れるまで飛び出していた。 「ピット離れ仕様ならスタ展から行ってました。タイミング良く行けたのは行けたけど、あそこまで出るとは…。これだけ並びが変わるとお客さんにも申し訳なかったです。足に関しては、タイムにも色が付いていたし、ペラを大幅に叩き換えて良くなってましたね」 1周1マークはエース機パワーの金子が先マイしたが、2コースから鋭く差してバック内有利に運んだ。間違いなく優勝戦に入っても好勝負できる足だ。 妻(元選手の池田幸美さん)の地元とあって、三国には地元意識を持つ毒島。「桐生とはまた違うんですけど落ち着く感じがある。グランプリへ、リズム良く行けるように頑張ります」。“落ち着く”水面で2度目の北陸艇王の座に挑む。