桃谷順天館の「レグラージュ」が入浴剤を発売 美容家・深澤亜季の“ルンルンビューティーメソッド”から開発
香りは3種をラインアップ。“シチリアオレンジ”は、オレンジ畑をイメージした香りだ。フレッシュでジューシーなオレンジに、ジャスミンやムスクなどスパイシーな香りをブレンドした。柔らかさの中にシチリアの太陽のような鮮やかさを織り混ぜることで華やかな気分に導く。保湿成分として、オリーブオイルとフラーレンを配合した。
“イングリッシュローズガーデン”は、イギリスのローズガーデンをイメージした香り。豊かで深みのある高貴さを感じさせるローズをベースにしながら、清らかさと瑞々しさも感じる香りだ。イギリスのローズガーデンでバラの香りをたっぷり含んだ朝露に包まれているかのような心地よいひとときを味わえる。ローズヒップオイルを配合した。
“フィンランドフォレスト”は、フィンランドの森をイメージした香り。優雅なサンダルウッドを主とし、オリス、ローズ、ネロリーを加えて、北欧の生命力溢れる清々しい森林の中で芳香浴を楽しんでいるかのような体験ができる。チアシードオイルを配合した。
「ルンルンビューティメソッド」誕生の経緯
深澤さんが美容の世界に入ったきっかけは、「女性が輝いて見える、すてきになるということがマインドと関係あるのでは」という興味から。しかし、マインドは言葉で語るスキルが必要と考え、当初はスキンケアなどで肌をきれいにする活動からスタートした。契機はコロナ禍。自身も40代になり、自宅でシワやたるみについて考えていた時、「外見の美容だけに向き合っていたら気を病んでいきそう」と感じたという。
「スキンケア以外で自分を劇的にきれいな方向に導いてくれたことは、美容家として取材を毎日受けてきたこと。今度は自分が質問をする側としてメソッドを作ることができたら、美容の中でも有意義で新しい取り組みになるのでは」という思いから、「ルンルンビューティー」を立ち上げた。
立ち上げに伴って自身のオンラインサロンで、参加者にさまざまな質問を投げかけ、3カ月後にプロの写真家が撮影をするという企画を実施した。「自分について考えたことがない人がとても多かった。この化粧水をなぜ使っているのか、自身の肌がどういう状態か、分かっていないことが浮き彫りになった。3カ月後には自分の好きなことや合うものが理解できており、参加者の変化が目に見えて分かった」という。