【LEONモテ店大賞】事件は意外性のある店で起きている
恋して、食べて、書いてきた……歴戦の食魔女(グルマンヌ)たちがアレコレ評する2024年の「モテるレストラン&バー」はどこでしょう? 5回連載の特集記事、まずはその1です。 LEONモテ店大賞
今からでも間に合う年末年始デートの店選び
「今度のデート、どこへ行きたい?」と聞いた際、「どこでもいい♡」なんて一見従順なフリをする女を信じてはいけません。彼女はあなたに気がないか、どうせ大した店に連れていってもらえないと軽く見ているか……いずれにせよ脈ナシです。では、気のある場合はなんと返答するか? 「お鮨が食べたい♡」 「先週フレンチが続いたからイタリアンがいいな」 などなど、“脈アリ”女の反応は常に具体的。ですから、こんな返事が返ってきたなら、その後のアクションをいかにクイックに、しかも的を射た店選びをできるか、が今後の“モテ”を左右する重要なファクターとなります。
そこで! ホリデーシーズンのデートやディナーを眼前に控えたこのタイミングで、渾身の「モテ店大賞2024」をお送りします。店をアレコレ評するのは、日々食欲の虜となりながらも、恋愛市場においてもそれなりの結果を残してきた(?)、歴戦の食魔女(グルマンヌ)たち。赤裸々すぎてなかなか表に出ることはない、女子の本音で語るレストラン評をぜひお楽しみください。
◆食魔女(グルマンヌ)が実体験からおすすめする「モテ店大賞2024」
秋山 都(以下秋山) このお店に一緒に行ったらモテる、つまり「モテ店」を探していく企画ですが、モテって結局なんなんだろう……。 児島麻理子(以下児島) いきなり根源的な質問(笑)。予約の取れないお店に連れてってもらえたら、それだけでうれしいけど、だからモテるとは言い切れないよね。結局はその相手に向き合って、その人の好みやスタイルに合ったお店に行くのが一番だとは思うけど。
高橋綾子(以下高橋) そう、それが基本だと思う。でもその上で、何か「おおっ」という目新しさや驚きが欲しいんだよね。 長谷川あや(以下長谷川) 意外性? たとえば「こんな店がこんなところに」という隠れ家感や、素っ気ない設えの店なのにものすっごいおいしいものが食べられるとか? 大石智子(以下大石) いい意味で裏切られるってことなんですかね。自分でも気づいていなかった嗜好性とか、いままで食べたことのないお料理に出会えるとか、発見できることがうれしい。 秋山 日本では男性より女性のほうがレストラン経験値が高いから、私たちならではの贅沢な悩みなのかもね。ではそんなうるさ型女子にも納得してもらえる意外性のあるお店を挙げていきましょうか。