【甲子園ボウル】12月15日の頂上決戦を前に、両校が会見 今の心境や"新しいトーナメント方式"を語る
それぞれの立場から感じた新しいトーナメント方式
――新しいトーナメントを戦ってきての思いをお聞かせください。 高橋:この方式になって選手もコーチも非常に苦しいというかつらいというか、タフなシーズンになっていると思います。一方でアメフトのファンの方々は甲子園ボウルでしか見られなかった対決が、3回も4回も見られるという声がSNSで挙がってるのは事実ですので、この方式になってフットボールの盛り上がりが出てきてると思ってます。タフなシーズンがこれからも続きますけど、そこを乗り越えられるようなチームを作っていきたいと思います。今年は初めてだったということもあって、そういうタフさの部分では甘いところがたくさん出たシーズンだったかと思います。チームのマネジメントが難しくて、どのチームも悩みながらやってたんじゃないかと思います。運もあって私たちはここに立たせてもらってるのかなと思ってます。ここに立てるのは2チームだけですから、我々も関西学生リーグの代表として、東北大学さん、早稲田大学さんの思いも背負って、はつらつとしたスポーツマンらしいゲームを展開したいと考えています。 矢澤:学生スポーツである以上、学生の成長が目的です。そういう意味においては試合数が増えるというこのフォーマットは非常に有意義だと思います。相手が強くなればなるほど、非常にいい経験ができる。先日、関西学院大学さんとやらせていただき、そしてさらに立命館大学さんともやらせていただく。これは本当に素晴らしいことだなと思います。 ――選手の立場としては、新しいトーナメントは苦しかったでしょうか、楽しかったでしょうか。 山嵜:試合が一番楽しいですし、自分たちを一番表現できる場だと思っているので、楽しかったです。甲子園ボウルまで最高に楽しみたいと思ってます。 山田:ほんとにめちゃくちゃ楽しかったです。関東で関西学院大学さんとやったことなかったですし、九州まで行って中京大学さんとやれましたし、いろいろ初めての経験をさせていただいたので感謝しかないですし、あと一戦あるんですけど楽しいシーズンでした。
篠原大輔