「日本の魅力は圧倒的に“食”なんです」株式会社GRAが“地方”から目指す“日本の農業の発展”その展望とは?
◆GRAの今後の展望とは?
岩佐さんによると、日本のイチゴは世界中で愛されており、特にアジアでは大きな人気を博しているそうで、ミガキイチゴも多くの国に輸出すると同時に各地に実験農場を作り、現地での本格的な生産を目指しています。現状、グローバル展開にあたっては輸送性の問題や権利の問題など課題が山積していますが、「(海外こそが)日本の品種や技術の優位性をこれから活かしていけるマーケットだと思います」と未来を見据えます。 続けて、「会社のビジョンは“イチゴで世界中を甘酸っぱくしよう”ですが、人生も甘いだけじゃなく大変なことがある。世界では紛争があったり、ビジネスを始めるにも大変な状況にあるなか、我々はイチゴを軸に多くの人々に潤いを与えられたらと思っています」と展望を語ります。 そして最後に、「我々は今後も、イチゴを武器にグローバルに日本の作物を拡大・展開していくことをビジネスの柱とし、農業のDXはあらゆる作物に適用可能なので、農家さんと一緒に新しい技術を開発するなど、日本の農業をより豊かにしたい。そして(作ったものを)世界で売り、農業で地域社会をサステナブルにすることをミッションとして掲げているので、そこに向かって邁進するだけです」と話していました。 (TOKYO FM「DIGITAL VORN Future Pix」2024年10月26日(土)放送より)