J1昇格へ始動 レノファがサッカー交流公園で全体練習【山陽小野田】
サッカーJ2レノファ山口が5日、山陽小野田市立サッカー交流公園「おのサン サッカーパーク」で今季初の全体練習を行った。移籍や引退で17選手がチームを去り、16選手(期限付きを含む)が加わった新生レノファ。昨季から指揮を執る志垣良監督(44)は「伸びしろがある選手がそろった。より高みを目指す」と抱負を語った。 初練習には全31人中26人が参加。J1の京都から加入した宮吉拓実選手(32)や福岡から加わった亀川諒史選手(31)ら実績豊富な選手の姿もあり、応援に駆け付けたサポーター800人の視線を集めた。 ストレッチやランニングで十分に体を温めた後、パス回しや試合形式のトレーニングに取り組んだ。志垣監督は「ボールスピードを上げて」「パスにメッセージを込めて」と選手を鼓舞。それに応えるように選手は、はつらつとした動きを見せていた。 Jリーグ昇格前から応援を続けている中谷彰さん(61)=宇部市=は「主力選手が抜けた穴を新加入選手に埋めてほしい。志垣監督が目指すサッカーをピッチで表現してJ1昇格を」と期待を寄せた。 チームは11日に中央2丁目の複合施設「Aスクエア」で新体制発表会見を開き、24日~2月1日に鹿児島県さつま町でトレーニングキャンプを実施。開幕戦は2月15日。敵地で昨季14位のヴァンフォーレ甲府と戦う。