マツケンコラボのグランバザールが大反響! パルコの「クリエイティブ制作」の裏側を聞いた
宣伝効果を最大化するべく、10年ぶりの組織改編
パルコでは、10年にわたり「プロモーション部」がキャンペーンや年間の広告などのクリエイティブ制作を担ってきたが、2023年の組織改編で「宣伝部」に名称が改められた。新体制となった宣伝部には、次の6つのチームが存在するという。 ・営業企画チーム: 全国のキャンペーンを担当 ・広告制作チーム: 全社の広告を担当 ・デジタルプロモーションチーム: XRやSNSなど、デジタル関連の施策を担当 展覧会チーム: 展覧会やポップアップ・イベントを担当 ロケーションビジネスチーム: 撮影や・イベント向けの場所貸しを担当 ・ソーシャルビジネスチーム: クラウドファンディングを担当
┌────────── 宣伝部の名称に変更するにあたり、これまで他部署に所属していた『デジタルプロモーションチーム』と『ソーシャルビジネスチーム』が合流し、現在は約30名が所属しています。組織改編によって、より多様なクリエイティブを制作できる体制が整いました(小林氏) └──────────
クリエイティブの制作スタイルにも、“パルコらしさ”があると小林氏は言う。 ┌────────── 代理店に制作を委ねるのではなく、当社のメンバーもクリエイターと直接ディスカッションをして、代理店やクリエイターと同じ目線で作り上げます。そうした喧々諤々(けんけんがくがく)がパルコならではの独自性につながっていると思います(小林氏) └──────────
新年らしさを存分に表現できるのは松平健さんしかいない
2024年1月に開催された「グランバザール」では、次の3つのチームが連携してクリエイティブを制作した。 ・営業企画 ・広告制作 ・デジタルプロモーション
全国規模で開催される年2回のグランバザールは広告の露出量がもっとも多いキャンペーンであり、今回は年始のタイミング。めでたさや華やかさに加え、世の中を明るくするようなパワーがあるとして、松平健さんの名前が挙がった。実は、パルコは過去にもマツケンとコラボして成功を収めている。