バルセロナ、GKテア・シュテーゲンの代役獲得へ…フリック監督&デコSDが“緊急補強必須”で見解一致
バルセロナは、右膝の重傷により長期離脱となったGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの代役を獲得しに移籍市場に出るようだ。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。 テア・シュテーゲンは、22日に行われたラ・リーガ第6節ビジャレアル戦でハイボールを処理した後の着地の際に負傷すると、検査の結果、右膝の膝蓋腱を完全断裂していることが判明した。クラブ側は全治を明らかにしていないものの、複数メディアは8カ月程度の戦線離脱になるとし、2024-25シーズン中の復帰は難しいという見方を示している。 そんな中で、バルセロナはテア・シュテーゲンの代役獲得を決断したようだ。『マルカ』によると、絶対的守護神かつ新カピタンの長期離脱に伴い、現有戦力で乗り越えるか、緊急補強に動くかを吟味し、後者の方針を選んだとのこと。23日朝に、ハンジ・フリック監督とデコSD(スポーツディレクター)がこの件について話し合い、イニャキ・ペーニャとアンデル・アストララガ(Bチーム)で、残りのシーズンを戦うことは厳しいと見解が一致したことを明らかにした。 一方で『マルカ』は、移籍市場で求める守護神のキャラクターの定義はこれからと指摘。経験豊富なベテラン選手か、はたまたバルセロナのDNAが刻まれている選手か…。また、現在獲得が可能なのは無所属の選手に限られるが、クラブ間の移籍が解禁される冬の移籍市場まで待つという選択肢も排除できないと併せて伝えている。 なお現地メディアは、現在フリーの選手としてケイラー・ナバスやジョルディ・マシップ、トマーシュ・ヴァツリークといった名前を挙げている模様。さらに、先日に現役引退を発表したばかりの“41歳”クラウディオ・ブラボは「もしバルセロナが『僕を必要だ』と電話をかけてきたならば、引退を取り消す準備はできているよ」と語っているようだ。
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