モテる人・モテない人の特徴「なんかイヤ」と嫌われる性格や態度とは?
一方、「なんかイヤかも」と感じる人は、男女ともに「一見親切そうに見えて上から目線の人」がトップとなりました。「言葉の端々にモヤッとするワードを使う人」が女性の2位、男性の3位に入ったほか、「スマホを見ながら話す人」が女性の3位、男性の2位となりました。他人を見下す態度や不用意な言動が嫌悪感につながってしまうようです。 相手に対して「好きかもしれない」との思いを抱く「恋のはじまりの予感」について尋ね、その回答を分析した結果、〈1〉思いやり〈2〉共通の趣味〈3〉距離感〈4〉特別感〈5〉気持ちの共有――という五つのポイントが浮かび上がりました。胸がキュンとした言動としては、次のようなエピソードが寄せられています。 「優しく話しかけてくれたとかで、わりとすぐ好きになる」 「お店に行ったときに、ドアを開けてエスコートしてくれた」 「音楽や服の趣味で話が盛り上がり今まで以上に気になる存在になった」 「仕事を始めたてで慣れなかったり業務がもたついたりして悩んでいた時に、アドバイスしてくれた」 これに対して、「恋が冷めた瞬間」は、〈1〉言動〈2〉自己中心的な考え〈3〉信頼の裏切り〈4〉マナー・清潔感がない――の四つがきっかけとなることが分かりました。相手に幻滅してしまったエピソードとして、次のような例が寄せられました。 「ナチュラルに小バカにした言動をしてきた」 「ごちそうしたのにお礼もなく、さも当たり前の態度を取られた」 「自分の話ばかりで、こちらの話を聞いてくれなかった」 「ドタキャンなどの不誠実な対応をされた」 「クチャクチャとした食べ方で汚いと思ってしまった」 「TPOをわきまえない服装をしてきた」 調査結果を見ると、「恋のはじまりの予感」も「恋が冷めた瞬間」のどちらも、なにげない言葉や態度がきっかけとなっています。かつては、モテる男性の条件として「3高(高身長、高学歴、高収入)」と言われたこともありましたが、最近では普段の態度や言動からにじみ出る人間性が、モテ要素としてより重要視されているようです。 (読売新聞メディア局 鈴木幸大)