「31歳、年収300万のOLです。年収1000万以上の安定した男性と結婚したいのですが、いいご縁に恵まれません…」とある女性の悩みに銀座のゴッドハンド・渡辺佳子先生が回答
多くの女性が人生相談に駆け込むと言われる、経絡リンパマッサージの第一人者の渡辺佳子先生にインタビュー! 婚活中、年収300万のOLが高年収、理想の男性と結婚したい」という相談に対するその答えは? 【写真】「お金が貯まらない人」がやっている10の習慣 ▼渡辺佳子先生/経絡リンパマッサージ協会代表理事 銀座ナチュラルタイム総院長。経絡リンパマッサージの第一人者。鍼・灸・按摩マッサージ指圧の資格とそのプロを養成する教員資格を持ち、教員養成科の講師を務める。
お悩み
「31歳、彼氏いない歴3年です。婚活中で、年収1,000万以上の安定した男性と結婚したいのですが、いいご縁に恵まれません。どうしたらいいですか?」(B子さん・31歳/派遣社員)
佳子先生のアドバイス
あまりに違う感覚や価値観を持つ相手とは難しいことも。ときどき恋愛相談で「相手の男性の年収は5,000万円以上が理想!」「自分と条件が合ってない」などと、高年収や条件だけのパートナーを求める女性がいらっしゃいます。しかし、理想が高い女性ご自身の年収は、300万円前後であることも少なくありません。今回のB子さんも、そのお一人ですね。あまりに年収が大きく違うということは、感覚や価値観、生活スタイルが大きく異なる可能性が高いものです。 また、相手に高年収を求める理由として、「年収が高いほうがいい暮らしができそう」「楽しく生活できそう」と安易に理想的と考えてしまうことがあります。ですが、今想像している理想の暮らしのまま、年収だけが増える生活に変わるわけではありません。年収が高くなるにつれて、人生において優先される仕事の割合も増えていくといっても過言ではないでしょう。 その結果、一緒に彼といられる時間や旅行に行ける時間は限られてきます。私自身、事業家や資産家の方にたくさんお会いしてきましたが、多くの方々が国内外を飛び回り、自宅にいる時間はほとんどありません。そのうえ、こういった方々のパートナーになる女性は、夫と大きなパーティーに参加しなくてはならなかったり、お客様を自宅に招いておもてなしをしなくてはならなかったり。このようなことを楽しんで努力できるなら理想ですが、辛くストレスに感じる女性もいるでしょう。だからこそ、あまりに違う感覚や価値観を持つ相手選びには自分の心に正直に慎重になりましょう。もしかしたら、育ってきた家庭環境も大きく違うかもしれません。 その場合、ご両親への手土産選びや言葉使いひとつが大きな問題に発展することもあります。だからこそ、昔のように育った環境が似ているもの同士の「お見合い」がうまくいっていた事実も理解できると思います。価値観や時間の使い方などが合うかどうかなど、収入だけでなく自分が幸せと思う感覚を大切に考え、より選ぶ視点を変えてみるとよいと思います。